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VAIO typeTの2.5インチHDDを換装してちょっぴり高速化(その2) [VAIOネタ]




・VAIO typeTの2.5インチHDDを換装してちょっぴり高速化(その1)

の続き。




VAIO typeT(TZシリーズ)に当初から搭載されてる5400回転/分の2.5インチHDDを、

7200回転/分の2.5インチHDDに換装するために、

今回またバラす事にした。




換装した場合の不安材料としては

回転数が上がる事での熱の問題・・・




VAIO typeSのHDDを換装して

7200回転/分の2.5インチHDDを載せてみたけど

ほぼ1日中使う環境で3ヶ月経過したものの、

今のところ特に不具合とか熱暴走したりって事はなかった。




VAIO typeTの場合、本体スペースがさらに狭くなるし

その辺はちょっぴり気になりつつ。




----------------

<当然保証対象外のHDD換装>




バラし方や換装の仕方は、以前に長々と書いたので

細かい解説は以下を参考に。




・VAIO typeTの本体を分解してみた。[前編]

・VAIO typeTの本体を分解してみた。[後編]




当然、本体を分解して故障させたりすると100%自分のせいなので

ソニースタイルの保証、メーカー保証は一切対象外で

間違いなく有償修理、ヘタすると修理してくれない場合もあるので

そのリスクを十分に承知した上でやるべき。






さすがにバラすのも2度目となると

すっかりコツを覚えてしまって

簡単に作業が進む。。




順序としては、

先にバッテリー、シリンダーキャップをはずして

後からネジを取るのがイイみたい。






これが、TZの2.5インチHDD単体モデルの中身。




フラッシュメモリーもなくて、

ワンセグチューナーも搭載してなくて、

2.5インチHDD自体が光学ドライブほどのスペースも必要ないので

本体内のスペースに若干の余裕が見える。






フラッシュメモリーが本来入る場所には、

本体強度を支えるために?

金属のアームが取り付けてある。

このアームはネジ1本でとめてあるだけ。




その左側にある

USB2.0x2とメモリースティックスロットの載った基板を

はずしてやったほうが一緒にはずしやすい。






2.5インチHDDは、USB基板と

同じ1つのユニットとして組み合わさってて

4スミにあるネジをはずしてやれば

本体からとりはずす事ができる。

(左下のネジはアームととめていたものと同じ。)






メインボードから

茶色いフィルム状のフラットケーブルで、

それぞれのデバイスに接続。




手前一番右側のフラットケーブルが

2.5インチHDDとUSB基板とつながってる。




このフラットケーブルをはずす際には、

メインボードのツメを手前から起こす必要があるけど

少しの力でも割れてしまいそうなので

相当気をつけたほうが良い。






2.5インチHDDと、

USB基板からフラットケーブルをはずす。




こちらも薄くて非常に小さい。

あまり負荷をかけないように

慎重にゆっくりと引き抜く。






ドライブ部分がはずれると

急にTZの本体が寂しくなる。。




このアームと2.5インチHDDのユニットをとってしまうと

本体の剛性がなくなってしまって、急にたわみが出てくる。




車で言うところのタワーバーのような役割も果たしてるみたいで

ひとつひとつのパーツに重要な意味がある。






とりはずしたユニット。




2.5インチHDDを覆う金属アームに

USBの基板がネジ留めされてるので

さらにコレをはずす。






いわゆる

DVDドライブの代わりに

2.5インチHDDを搭載した時にだけ付くオマケのUSB基板。




もちろんコレがあるのとないのとでは

使い勝手が全然変わってくる。






本体とをつなぐフラットケーブルも

DVDドライブ搭載モデルのものと比べると

USBをつなぐための配線が施されていて

別モノだという事が判明。




2.5インチHDD単体モデルの場合、

フラッシュメモリーが接続されるであろう端子部分は

テープで絶縁してある。






アームから2.5インチHDDをとりはずす。

シリアルATAの端子部分は、

アダプタを介して

小さなフラットケーブルに変換されてある。






取り出したHDDは、

東芝製「MK1637GSX」で

S-ATA、5400回転/分、2.5インチ(9.5mm厚)タイプの160GB。

バッファサイズは8MB

シークタイムは平均12ms。




今回載せたのは、

日立製「HTS721010G9SA00」で

S-ATA、7200回転/分、2.5インチ(9.5mm厚)タイプの100GB。

バッファサイズは8MB

シークタイムは平均10ms。




HDDの入れ替えたら

コネクタのつなぎ忘れがないように、

配線を壊さないように、

慎重に元通りにもどす。




----------------




HDD換装が終わったら

次はリカバリー作業ー。




(その3)へ続く。




【VAIO typeT特集ページ】







・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その1)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その2)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その3)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その4)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その5)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その6)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その7)

・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その8)







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2007-06-10 11:17  nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(1) 

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コメント 8

tama

この記事が書かれてから、1年も経って、TZ93を購入した者です。
記事を参考に2.5" HDDの換装を試みているのですが、電源ボタン側のシリンダカバーの外し方が今ひとつ解りません。
電源ボタンに対してバッテリー側の爪は、位置も解り、外せるのですが、そこから先、うまく外せません。
もし、記憶が残っていましたら、コツを教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
by tama (2008-07-01 01:26) 

kunkoku

>tamaさん
そうですねー、シリンダーカバーをはずすのが一番大変なんですよね(汗

http://kunkoku.livedoor.biz/archives/51004188.html
こっちのページに書いてるんですが、
確か電源ボタン側のツメのほうが深いので、相当はずすのに手こずった覚えがあります。

コツというほどの事をお知らせできないのですが、
極力細い精密ドライバー(-)を複数本用意して、同時に何箇所も浮かせながらじわじわはずすしかないかもしれませんね(滝汗

えぇ、思い出してもあまりやりたくないです・・・(^^ゞ
by kunkoku (2008-07-02 15:14) 

tama

情報有り難うございます。
割らない程度に、じわじわやってみます!
by tama (2008-07-03 00:07) 

kunkoku

>tamaさん
あいまいな説明で恐縮ですm(__)m
がんばってくださいねw
by kunkoku (2008-07-03 22:25) 

tama

おかげさまで、シリンダカバー外せました。
僭越ながら、こちらの記事に、トラックバックさせていただきました(^^;
by tama (2008-07-06 02:49) 

kunkoku

>tamaさん
あまりお役に立ててませんが、シリンダーカバーはずせてよかったですねw
トラバもありがとうございますw
自分もやりたくなってきました(笑)
by kunkoku (2008-07-08 15:15) 

minakami

分解の記事大変参考になりました。
2.5HDDモデルを無事SSDに交換できました。
2.5HDDでも十分早かったのですが、さらに早くなりました。
ありがとうございました。
by minakami (2008-07-28 13:45) 

kunkoku

>minakamiさん
こんにちはw
すでに1年前に書いた記事で、今見返すと
もっとわかりやすく書けばよかったなーと反省してしまうんですが
ご参考になればとても光栄ですw
これからもどぞどぞよろしくですm(__)m
by kunkoku (2008-07-28 13:49) 

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