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400gを切る超小型Windowsマシン「Viliv S5」をいじる(その2) [他メーカーネタ]


・400gを切る超小型Windowsマシン「Viliv S5」をいじる(その1)
の続き。

いろいろいじってみると
キーボードレスの「Viliv S5」の良い面と悪い面が
じわじわとわかってくる。

というか、
今まで、VAIO typeU(Uシリーズ)とVAIO typeU(UXシリーズ)を
使って来て
「コンパクトさ」と「扱いやすさ」という相反するギャップ
があるのもわかっていて、
そのあたりの落としどころみたいなのも心得ないと
意外に早くアキてしまう点には注意しないといけない。

まず、
スペックからくる動作のレスポンス的なものから言えば、
Atom Zシリーズという非力なCPUでも、
32GBのSSDからなるある程度の反応の良さと
Windows XPという今となっては軽いOSの組み合わせからして
その動作感覚は、思っていたよりも軽くて
使っていても特にもっさり感を感じる事もないし、
仮に起動や終了をしても思ったよりも待たされるという印象は少ない。

かなり控えめに予測していただけに
ここはうれしい誤算だった。


で、
当然Windowsが動いているわけで、
普段使っているアプリが扱えるので
ひとまずデスクトップでやってる事とほぼ同等の事ができる。

これが、iPhoneにはない良さになるのだけど、
困った事に、最近のiPhoneのアプリの充実っぷりが半端じゃなくて
意外とやりたい事の大半は
iPhoneで出来てしまってるという現実もあったりする。

------------


使い始めてやはり自分的に不便だなと思ったのは
ワイヤレスWANを内蔵していない事。

もともと「Viliv S5」は、
USIMカードが内蔵できるようになっていて、
海外では、携帯エリアの電波を利用して
インターネットにつながるようになっているのに、
国内に投入されたモデルでは、
もったいない事に、その通信機能がオミットされてしまっている。


なので、外出先でインターネットにつなぎたいと思ったら、
左側面にあるUSB端子に、
例えばFOMA HIGI-SPEEDの通信ユニットを差し込んで
使わないといけない。

普通、「VAIO Wシリーズ」iconのようなスタイルのノートPCでは
いつもこの通信ユニットを使ってインターネット接続してるのだけど、
「Viliv S5」の場合、
なまじ本体が小さいだけにそのアンバランスさが半端ではない。

飛び出しっぷりも激しいし
手に持った時に思いっきり干渉してしまうので
持ちづらさもあってかなりやっかい。

VAIO typePiconだったら
ワイヤレスWANでもWiMAXでも内蔵できるようにカスタマイズできて
外に対しての出っ張りが一切ないままで
どこでもインターネットができるから
やっぱりそっちのほうが楽だなといきなり心が折れそうになった。


それと、
使っていて慣れてくると、
ちょっとしたストレスになりつつあるのがタッチパネルの操作感で、
キャリブレーションをしても、スタイラスと実際に感知している部分が
ズレていていまいち精度が甘かったり、
タッチの感度が鈍いのか、クリックやダブルクリックに
一回で反応してくれない事もある。

このあたりは、typeUやiPhoneの触った時の感触が残っていて
同じクオリティを想像していただけに
些細な事とは言え、オペレーションの根幹部分なので
ちょっとどうにか改善して欲しい。


ソフトウェアキーボードも
使いやすさを考えられてはいるものの、
さすがに速いタイピングにはむかなくて
どっちかというと検索用の語句を入れるとか
短めの文章を入力するくらいまでが限界。

ブログのコメントにこれで返事を書こうと思ったら
頭に思い浮かんだ言葉をそのまま文章にするのが大変で途中で断念。。

両手で入力できる分、iPhoneよりは文字入力はしやすいけれど、
VAIO typePicon「VAIO Wシリーズ」iconのようなキーボードありPCとの差を
こういったところで感じてしまうのは正直なところ。

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なーんて、
不満たらたら書いても仕方がないし
そもそも最初っからわかって事だったので、
それは、前例のVAIO typeUの時の遺産を引き継いで
オプションにいろんなものをくっつけてみる。


まずはキーボード。
本体にキーボードがないならつければいい。

typeU(Uシリーズ)の付属でついていた
USB接続の折りたたみ式キーボード。

USB端子を消費してしまうし配線がニョロニョロと這うのが辛いので
本当ならBluetooth接続できるキーボードのほうがいいのだけど、
このキーボードは何が便利かって、
キーボードの中央部分にポインティングデバイスがついてて
マウス操作もこれ一個でできてしまうというところ。

このスタイルでそのままBluetoothに対応したモデルを希望w

なるべく大げさにしないために
このポインティングデバイス付きキーボードを選んだけど、
マウスを用意するとしたら
最近でてきたBluetooehマウス「VGP-BMS10」icon
すごくコンパクトで荷物になりにくくてgood。


キーボードを付けても
本体がちっとも自立しないので何とかしないといけない。

そこで今度は、VAIO typeU(UXシリーズ)に
オマケでついていたスタンドを使ってみる。

とは言っても、
スタンドは単なるプラスチックのプレートでしかなくて
ひっかかりも何にもないので両面テープで貼り付ける。

そすると良い感じの向きにかたむけられるし
使わない時は邪魔にならないように折りたたむ事もできる。



ただし、専用のレザーケースをはめた場合は
さすがにこのスタンドは使えないのははずすしかない。

それから、typeU(UXシリーズ)発売記念の時にもらった
typeUと刻印された場違いなストラップを付けて
少しでも気分をVAIOっぽくしておく。

たんなるテンションの問題で、特に効果ない。

typeU(Uシリーズ)についてたストラップとスタイラスがあったら
それをこっちに付けたら実用も兼ねて良いかも。


ちなみに、
車に付ける場合の少し離れた上体でオペレーションするのに
リモコン?代わりとして超便利なグッズとして
Bluetoothプレゼンテーションコントローラー「VGP-BRMP10」iconを使う。

これって、マウスみたいなもので、
親指でタッチパッド風になった面をなぞったら
そのままポインタが動いてくれるし、
右端をなぞったらブラウザのスクロールにも使える。

それに
左右クリックボタンはもちろん
送り戻し的に使えるボタンもあったりしてかなり便利。


Bluetoothだから5mくらいの距離からでも余裕で届くし
なにしろ赤外線みたいに受光部に向けなくっても
確実に動いてくれる。

反応が良いから
普段これをマウスがわりにして使ってもいいくらい。

レビューじゃなくなってる気がしないでもないけど
使いたいテンションを上げていこうと思ったら
こういう方向に傾いてきた・・・


ただ・・・

なんだかこうやって付属品が増えてきたら、
だんだん荷物が多くなってきて、
結局は全てを内包してもかつあれだけのスタイルを維持しているVAIO typePiconって
改めてすごいなと思わせられたり、
普通スタイルの「VAIO Wシリーズ」iconってこんなに使いやすかったんだと
いろんな事を気づかされる。

それぞれにまさに得意分野と不得意分野があるなと
実感しながら続く。。


【VAIO typeP特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeZ特集ページ】

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2009-08-18 18:24  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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